秋の里山ヨバレを実施しました。

9/24(土)~25(日)で、稲刈りイベントを中心に「秋の里山ヨバレ」が開催されました。今秋は能登も雨天続きの日々でしたが、この二日間は晴天に恵まれました。

東京からの参加者9名と石川工業高等専門学校の皆さん5名。黒川の農家さんの指導の下、黄金色に実った稲穂を刈り、天日干しを無事完了!10月開催の「ものづくり展」の土間市で「奥能登天領米」として販売される予定です。なお、このホームページからも購入できるよう準備中です。

そして二日目は、里山挙式?のサプライズイベントが行われました。


手にカマを持っていざ開始!

一枚の田んぼの約三分の一を手作業で刈り取り天日干しにしました。約500kgの天領米ができる予定です。

稲刈りの後は、セミナーハウス山びこの黒川温泉で汗を流しました。

一日目の締めくくりは中谷家での懇親会。囲炉裏部屋で美味しい料理とお酒で楽しい時間を過ごしました。

2日目のイベントは早朝のブルーベリー摘み。最盛期は過ぎましたが、まだまだ甘くて美味しいブルーベリーが実ってます。青空のもと、丘を渡る風が気持ちいい!

そして中谷家での「里山挙式」。

入籍直後の東京メンバー二人を、黒川の皆さん、東京の仲間たちでお祝いしました。縄張り、合わせ水、三々九度… 能登の伝統にもとづいた挙式でした。

「合わせ水」は盃で両家の水を合わせて一つの家族になるという意味の儀式です。次にはその盃を玄関の縁石に投げて割るという「盃割り」。

里山ヨバレが始まって3年。中谷家の玄関が初めて開かれました!

奥座敷での三々九度の飲み交わし、そして二人からの誓いの言葉。

黒川の皆さん、東京の仲間たちでの昼食会。そば切り仁の手打ち蕎麦と天ぷら、お赤飯、そして地酒が振舞われました。

驚きと喜びにあふれるご夫婦、自分たちの子供の結婚のように感極まる黒川の人々。新たな心のつながりが生まれました。