里山体験

田んぼでの田植えや稲刈り。山では山菜採り、タケノコ掘り、キノコ採り。そして保存食やカキモチづくりなどなど。春から冬へ、黒川をフィールドとして里山の一年の季節の移ろいや生活の工夫を体験できます。


田植え

新緑の木々が美しい5月の上旬、皆で一列に並んで苗を植えていきます。田植え機の使い方も教わりながら田んぼ一面に苗を植えていきます。足をとられて長靴が脱げたり尻もちつくこともありますが、水ぬるむ田んぼで気持ちの良い時間を過ごせます。 



山菜採り・タケノコ掘り

黒川の裏山には山の恵みがたくさん。ゼンマイ、ワラビ、フキ、カタハ、ササノコ・・・林の中を歩きながら一回りすると籠いっぱいの山菜が取れます。タケノコも光り輝く形の美しいものが取れます。 そして夜の「ヨバレ」料理の食材として使われます。 



里山フィールドワーク

新緑とノトキリシマツツジが美しい5月。黒川を一回りして里山での生活を垣間見ます。農家さんのお家を訪問したり、田んぼの畔を歩き大切な水を確保するため池や用水を勉強します。昼食は中谷家の庭で黒川のお米で作ったおにぎりを頬ばります。



猿鬼マラソン大会

能登町に言い伝わる猿鬼伝説。その名をとった「猿鬼歩こう走ろう健康大会」。優勝目指して疾走するもよし、のんびりと歩くのもよし、応援するもよし。地域のコミュニティづくりに欠かせないイベントです。

 



ブルーベリージャム作り

ブルーベリーは健康や美容によいことで人気の果実ですが、能登町は北陸で最大級のブルーベリーの産地です。7~8月が最盛期の摘み取りからジャム作りまで体験することができます。



秋祭り

能登では7月から10月にかけて各地で夏祭り、秋祭りが行われます。キリコという大きな灯篭を使うことが特徴で、国の無形民俗文化財に指定されています。黒川の祭りは毎年9月の2,3日。昼にはキリコの組立が始まり、夜には明かり灯り神輿も担ぎだされます。そしてこの日の夜は、能登で古くから継承されている「呼ばれ」。それぞれの家には親戚や知人たちが集まり、美味しい料理とお酒でもてなされます。

 



稲刈り・芋掘り

9月の中旬ごろになると黒川の田んぼは黄金色に稲穂が輝き、それぞれの農家の田んぼは稲刈り機で収穫が始まります。稲刈り体験は昔ながらの鍬での手作業、そして刈った稲はハサ掛けして約一週間ほど天日干し。脱穀、精米すると美味しい「能登天領米」ができあがります。 この時期はサツマイモ掘りも体験できます。

 



カキモチづくり

冬の定番の餅つき。そしてその餅を薄く切ってひもでつなげて干していくカキモチ作り。黒豆やゴマ、ヨモギなどいろいろなものを混ぜてカラフルなカキモチができ上がります。